ウゾは、ギリシャのアニス系リキュールの総称で、国民的なお酒です。
アブサンにも似ていますが、ニガヨモギは含まれていません。
ウゾは主にブドウやレーズンを蒸留したお酒。場合によっては発酵の段階でハーブやベリーも加えられます。特有の香りはアニスをはじめとする様々な材料(コリアンダー、クローブ、アンゼリカなど)を加えるために生じます。ウゾに水や氷を加えると白濁するのが特徴です。
「ウゾ12」は、カロヤニス兄弟が1880年に発売しました。当時売り出したのが試作樽12番目の酒だったので、この酒名になりました。ウゾの中でも世界一の販売量を誇ります。